中高生のお口の健康をサポートする定期健診
小学校を卒業したばかりの中学生から高校を卒業するまでの
中高生が対象の予防プログラムです。
中高生になると、お子さま自身でお口の健康を
管理するようになり、将来にむけて自分自身の健康について
しっかりと考えて、予防していくための準備をはじめます。
お口の健康を守りながら、正しい歯磨きの仕方や、予防習慣を身につけていけるように、お子さまの自立への第一歩を
私たちがお手伝いします。
思春期に入ったお子さまは、お父さんお母さんの管理を離れて、自分でできることが増えていき、少しずつ大人へと成長していきます。
身体と心が大人へと成長していく中高生の時期は、小学生までと比べてむし歯になるリスクが高く、それまでむし歯のなかった子が、たくさんのむし歯を作ってしまうことも珍しくありません。
部活や塾、テスト勉強などで食事の時間がバラバラになったり、帰宅時間が遅くなることで、歯磨きをおろそかにしてしまうなど、生活が不規則になることがむし歯のリスクを高めます。
お子さま自身でお口のケアをするようになるため、正しい歯磨きができていないと汚れが残ったままになってしまいます。
自由にお小遣いを使えるようになり間食が増えたり、部活動などでスポーツドリンクを飲む機会が増えるなど、親の管理の届かないところでも、むし歯のリスクは高くなります。
むし歯ができてしまったら、歯を削り修復物をつめて治しますが、一度削った歯は再びむし歯になる可能性が高く、何度も繰り返すようになります。
むし歯を繰り返すうちに修復物で補うことができなくなり、最後には抜歯しなければならなくなることもあります。
普段何気なく飲んでいるジュースに含まれている砂糖の量をご存知ですか?
中学生が1日に摂取する砂糖の目安は約15gとされており、角砂糖約5個分に相当します。
自宅でテレビを見たり、勉強したり、家族と会話をしながら、時間をかけてジュースを飲んだり間食を繰り返すことで、むし歯のリスクが飛躍的に高まります。
永久歯が生え揃う時期は12歳ごろとされており、永久歯の組織が安定し、むし歯になりにくくなるには2~3年かかります。
永久歯が生え揃っても、組織の安定していない15歳ごろまでは、むし歯になりやすい時期です。
歯周病の前段階である歯肉炎のリスクは
年齢が上がるにつれて増えていきます
歯周病の原因菌は、20歳ごろに感染することがわかっています。
歯を失う最も大きな原因が歯周病です。歯周病は成人の約8割が感染していると言われています。
歯周病予防で一番大切なことは歯磨きです。
中高生の今のうちに、正しい磨き方・予防の方法を身につけておくことがとても大切です。
歯磨きが苦手なお子さまも安心!
見た目が気になる年頃だからこそ、ご自宅でのセルフケアだけでは落としきれない汚れをしっかりとお掃除します。健康で綺麗な口もとに自信を持つことができれば、自然と笑顔も増えますよね。
多感な時期のお子さまに親の立場から歯のケアについて伝えることは難しい面もあると思います。専門家だからこそできる的確なアドバイスで、お子さまの成長に合わせて歯の知識や健康についてお伝えしていきます。
3〜4ヶ月ごとの定期健診では、磨き残しが起きやすい箇所、歯磨きの癖などをチェックして、お子さまのお口の状態に合わせたブラッシング指導を行います。間食やジュースの摂り方などの食生活のアドバイスも行なっています。
ウェルカムジュニアクラブの定期健診は、長期休みを利用してご予約を取ることができます。
部活動や勉強が忙しい中高生でも予防に取り組みやすいため、夏休みや冬休みを利用している学生さんもたくさんいます。
お口の健康の維持は自立のための第一歩!
正しい予防習慣を身につけて
むし歯のない健康で綺麗な口もとへ
小学6年生までを対象としたカムカムクラブとは異なり、多感な中高生に寄り添って、専門家の立場から一人一人に合わせたアドバイスや様々な疑問にお答えします。
今まではお父さんやお母さんが仕上げ磨きや食生活などの管理をして、お子さまの歯を守ってきました。お子さまは少しずつ大人になっていきます。大事に育ててきたお子さまが親元を巣立つようでさみしいかもしれませんが、自分で正しい磨き方・予防方法を学ぶことも自立の一歩です。
これからは、頑張ってきたお父さんやお母さんの代わりに、私たちがお子さまが自立するためのお手伝いをできればと思います。
お子さまの成長や興味関心に合わせて、お口の健康について少しずつお伝えしていきます。
院長 鶴田 真也
院長 鶴田 真也
歯周病予防のための定期健診は国が推奨しています。
ウェルカムジュニアクラブはすべて
健康保険の範囲内で行います。